新しいチャレンジ!

2025年07月01日

今回は台湾からお母さんと息子さんが1週間来てくれました。日本が大好きな息子さんの卒業祝いのプレゼントだそうです。
私達も今回初めての体験をすることになりました。毎回ゲストさん達がもたらしてくれる新しいチャレンジ、楽しみです!

今回のチャレンジは、翻訳アプリを介しての会話でした。
息子さんは少し英語がわかるのですが、お母さんは中国語が主で日本語も英語もよくわかりません。私達はもちろん中国語が全くわからず、その日の予定やすべてが問題なく進んでいることを確認する方法がありませんでした。

過去に使用する機会がなかったので、私達はアプリを通して会話することに慣れていませんでした。
使ってみるとめっちゃ便利ですね!精度の高さにびっくりしました。Googleさん、ありがとう!
(ちょっとした秘訣ですが、中国語への変換は、日本語よりも英語からの変換の方がうまくいきます。文法等が同じだからかな?)

言葉がわからないままで知らない人の家庭で滞在するというのは、とても勇気のいることだと思います。事前にオンラインで面談はしましたが、それでもその勇気とパワーに感服です!

さて肝心のホームステイですが、一言で言うと本当に楽しかったです!!
まさに言葉の壁を越えて!ってやつです。本当にたくさんの事をしました。

到着翌日は台湾料理のレストランで一緒に食事をし、丹波木綿のラボで糸つむぎ体験をしました。台湾料理のレストランでは、お料理の他にもお店の方と中国語での会話を楽しまれてました。その後、家に帰る予定だったのですが、お母さんのスマホが壊れてしまい、修理出来る店を探して走り回ったりもしました。液晶だけでなくカメラも一部壊れていることがわかり、費用はかかりましたがすべて修理できました。ホッ。

その翌朝、修理した箇所の一部が動作せず、神戸北のイオンモールまで電車とバスで親子二人で冒険の旅に出て行かれました。きっと親子水入らずの時間も必要だったのでしょう。無事に修理を終えて買い物を楽しんで帰って来られました。

翌日は私が週1でJTEとしてお世話になっている小学校の英語クラスに参加してもらいました。5年生と6年生のクラスですが、みんなで日本のおもちゃを紹介してくれたり、サバイバルゲームをしたり、台湾から持って来てくれたお土産を楽しんだりしました。授業が終わった後で買い物に行き、花火を買いました。その夜、ご近所の4歳の男の子とお母さんを呼んで一緒に花火をしましたが、線香花火という日本の文化にも触れてもらいました。

家で簡単な台湾の家庭料理を教わって一緒に食べたり、息子さんからリクエストのあった釣りに行ったりもしました。ご近所のカブトムシを見せてもらいに行ったり、そこの2人乗りの自動車で話が盛り上がったりもしました。ご近所さんもアプリを介してお母さんとの会話を楽しみ、一緒に笑ったりして大いに楽しみました。
親子で散歩に出かけた時には、集落の方が手を振ってあいさつをして下さったと喜んで帰って来られたし、こうして集落の皆さんが歓迎して下さっているのも本当に嬉しいことだなと思いました。

陶の郷での陶芸体験と絵付け体験も、教室にいて指導して下さる方々が親身になってアドバイスを下さり、丁寧に教えて下さいました。
こうした1つ1つは言葉の壁を越えて、お互いがコミュニケーションを取りたいという思いがあれば何とかなるもんだなぁと改めて感じました。
そして人懐っこくて優しい篠山の人達との交流は、単なる観光では体験できない貴重な経験です。